バンカー博士のサイバーセキュリティ講座

はじめに

サイバーセキュリティ講座へようこそ。

情報セキュリティはこれまでも欠かせないものでしたが、日々サイバー攻撃が増え続けている状況では、今ほど、企業や組織を正常に保つために本気で取り掛からねばならない時は無いといえます。小規模な企業や組織では、混乱状態から秩序を取り戻すのは大変骨の折れる仕事のように思われるでしょうが、一番難しいのは始めることだとも言われます。この連載が始めの一歩を踏み出す上で何らかの助けになれば、と思います。

この講座では、1回が1バイトサイズほどの短い情報の中で今すぐ行動に移せるセキュリティのヒントをお伝えしようと思います。大きく分けて、人、プロセス、テクノロジー、そして最近の事件といったテーマに分かれます。

テーマについて

、最大のセキュリティアセットであると同時に、残念ながら一番弱い部分でもあります。

プロセス、物事をセキュアに保つためにすることで、この中にはポリシーも含めます。 

テクノロジーは、組織の人間も、そして企業も安全に保ちつつ、ポリシーを実行し、組織の人材をサポートするのに使われます。

最近の事件については、コメントするべき出来事について取り上げていきたいと思います。

日本の読者の皆様へ

機密情報の保護は必要不可欠ですが、それは単にテクノロジーだけの問題ではありません。大切なデータを守るには、人材、プロセス、テクノロジーの3つが必要なのです。このブログ連載は、さっと読めて必要ならアクションを取れる – あるいは、部署内でディスカッションのネタにして頂くことを意図して書かれています。全部を読む必要はありませんし、順番に読まなければならないわけでもありません。どれかひとつのコラムを選んで、スタッフミーティングやメールマガジンで取り上げて頂いてもいいでしょう。

優れたセキュリティを構築するには、人々がセキュリティについて考え、セキュリティ向上のために何をすべきかを考えることが必要なのです。この連載がセキュリティについて考え、セキュリティが向上するきっかけとなれば幸いです。御社と社員の皆様、そして一番大切なお客様にとって良いヒントとなりますよう願っています。

著者について

ガイ バンカー博士 (Dr. Guy Bunker) - クリアスウィフト製品担当上級副社長。コンピューターサイエンス、音声認識用人工ニューラルネットワークで博士号を取得。業界イベントなどにおける講演者として頻繁に招かれているほか、IT専門家としてテレビ、ラジオその他のメディアに数多く出演している。情報セキュリティとIT管理の分野で20年以上の経験を持つ一方、ジンの醸造工場長という異色の経歴も持つ。趣味は写真撮影とサーフィン。日本で好きなものは、日本酒と寿司とポップミュージック、そして秋葉原。

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 バンカー博士のセキュリティ講座 第2章テクノロジー編